グプタちょう【グプタ朝】 古代インドの王朝(320?〜550?)。チャンドラグプタ2世(超日(ちょうじつ)王。在位(ざいい)376〜415ころ)のもとで領土(りょうど)を最大(さいだい)にし,インドの大半を領有(りょうゆう)した。バラモン教(ヒンドゥー教)の勢(いきお)いが強まり,また,インド古典(こてん)文化の黄金時代となった。6世紀(せいき)中ごろ,内紛(ないふん)などの理由でほろびた。◇アジャンタやサンチーに,グプタ様式の美術(びじゅつ)をのこした。