*くぶんでん【口分田】 大化(たいか)の改新(かいしん)後,班田収授法(はんでんしゅうじゅのほう)によって人民(じんみん)にあたえられた土地。中国(唐(とう))の均田制(きんでんせい)にならったもので,6歳以上(さいいじょう)の男子には田2段(たん)(約(やく)23a),女子にはその3分の2,奴婢(ぬひ)には良民(りょうみん)男女の3分の1の土地が支給(しきゅう)され,死後は国に返した。口分田(くぶんでん)を支給(しきゅう)された者は租(そ)(税(ぜい)の一種(いっしゅ))として,収穫(しゅうかく)の3〜5%のイネをおさめた。コーチ 口分田(くぶんでん)は6年ごとに分け直し(班田(はんでん))を行い,その時に満(まん)6歳以上(さいいじょう)に達(たっ)していた者に支給(しきゅう)された。