クーベルタン(ピエール=) (1863〜1937)フランスの体育指導(しどう)者。貴族(きぞく)の出で陸軍士官(りくぐんしかん)学校に進むが教育に興味(きょうみ)をもつようになる。スポーツを通じて世界各国(かっこく)の友好(ゆうこう)と親善(しんぜん)をはかろうと,古代ギリシャで行われていたオリンピック大会の復活(ふっかつ)を提唱(ていしょう)し,1894年に国際(こくさい)オリンピック委員会(IOC(アイオーシー))をつくり,1896年の第1回アテネ大会を成功(せいこう)させた。その後1925年までの30年間,IOCの委員長としてオリンピックの発展(はってん)につとめた。