くまこうげん【久万高原(愛媛県の町)】 愛媛(えひめ)県中南部,仁淀(によど)川上流の面河(おもご)川流域(りゅういき)の高原をしめ,南東側(がわ)を高知(こうち)県に接(せっ)する町。面積(めんせき)の9割(わり)近くを山林がしめ,林業を中心に高原野菜(やさい)・茶などを生産(せいさん)する。東部には西日本の最高峰(さいこうほう)石鎚(いしづち)山や面河渓(おもごけい)があり国定公園に指定されている。中央部には国指定名勝の古岩屋(ふるいわや)がある。南部には石灰岩(せっかいがん)地形の四国カルストが広がり,国指定の特別天然記念物(てんねんきねんぶつ)の八釜(やかま)の甌穴(おうけつ)群(ぐん)などがある。◇2004(平成(へいせい)16)年8月,久万(くま)町と面河(おもご)・美川(みかわ)・柳谷(やなだに)の3村が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:9000(2013年)。