くまの【熊野】 三重(みえ)県南部から和歌山(わかやま)県南東部に広がる地域(ちいき)名。平安時代中期以後(いご)は熊野(くまの)三山で知られる信仰(しんこう)の地となり,紀伊(きい)・伊勢(いせ)から熊野街道(くまのかいどう)が通じ,「熊野詣(くまのもうで)」でにぎわった。紀伊(きい)山地の霊場(れいじょう)と参詣(さんけい)道が世界遺産(いさん)。