くまもとじょう【熊本城】 熊本(くまもと)市にある平山城(ひらやまじろ)。加藤清正(かとうきよまさ)が1601年から1607年にかけて,それまであった戦国(せんごく)時代の城(しろ)に大規模(きぼ)な改築(かいちく)をほどこし,本丸には7層(そう)の天守(てんしゅ)をたてた。本丸の天守は西南戦争(せいなんせんそう)のさいに焼失(しょうしつ)し,わずかに三の天守といわれた宇土櫓(うとやぐら)などがのこった。そり返った石垣(いしがき)に特徴(とくちょう)がある。◇一の丸および二の丸の天守は1960(昭和35)年に再建(さいけん)。別名銀杏城(べつめいぎんなんじょう)。2016(平成(へいせい)28)年4月の熊本地震(くまもとじしん)で大(おお)きな被害(ひがい)を受(う)けた。 交通 JR熊本(くまもと)駅下車,バスで15分。