クモヒトデ ヒトデ・ウニ・ナマコなどと同じ棘皮(きょくひ)動物のなかまで約(やく)1500種(しゅ)がいる。体のつくりはこれらの動物と基本的(きほんてき)に同じであるが,ヒトデとちがって,中央の盤(ばん)と,そこから放射状(ほうしゃじょう)にでる5本の細長い腕(うで)とがはっきり区別(くべつ)できる。潮間帯(ちょうかんたい)から数千mもの深海に分布(ぶんぷ)し,岩石の下,砂泥(さでい)の中,他の動物体の上などにすむ。食物はゴカイ類(るい)・小型(こがた)の甲殻類(こうかくるい)・原生動物・ケイソウなど。(棘皮(きょくひ)動物 クモヒトデ類(るい) クモヒトデ目)