クモマベニヒカゲ タテハチョウ科(か)に属(ぞく)する高山(こうざん)チョウ。本州(ほんしゅう)ではおよそ1800m以上(いじょう)の高山地帯(こうざんちたい)に生息する。分布域(ぶんぷいき)は局地的(きょくちてき)。天気のよい日は高山植物(こうざんしょくぶつ)の花に集まるが,くもりの日はあまり見られない。1世代は3年かかってその一生を終える。1年目の冬は卵(たまご)で,2年目は幼虫(ようちゅう)ですごす。食草はカヤツリグサ科(か)のホンモンジスゲ・タニスゲ,イネ科(か)のイワノガリヤスなど。開張(かいちょう):40〜45mm。見(み)られる時期(じき):7〜8月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)(中部地方(ちゅうぶちほう)の高(たか)いところ)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) タテハチョウ科(か))