クラカタウとう【クラカタウ島】 インドネシア,スンダ海峡(かいきょう)にある火山島。1883年,火山噴火史上(ふんかしじょう)まれにみる大爆発(ばくはつ)を数回おこし,島の大半は飛散(ひさん)または陥没(かんぼつ)した。ジャワ島西部では高さ20mもの大津波(つなみ)で3万6000人が死亡(しぼう)。火山灰(ばい)は地球の上空をおおい,3年間にわたり地球上の日射量(にっしゃりょう)を1割余(わりよ)もへらし,世界中に低温(ていおん)・凶作(きょうさく)をまねいた。