クリムト(グスタフ=) (1862〜1918)オーストリア生まれの画家。1897年にウィーン分離派(ぶんりは)(ゼツェッション)を設立(せつりつ)し,数々の国際的(こくさいてき)な展覧(てんらん)会を開催(かいさい)した。ジャポニズム(日本趣味(しゅみ))の影響(えいきょう)を受けて,生と死と官能(かんのう)を装飾的(そうしょくてき)な洗練(せんれん)された画風でえがいた。「接吻(せっぷん)」「ダナエ」「水蛇(みずへび)」「ベートーベンフリーズ」などその作品は日本でもひじょうにポピュラーである。