くろさわあきら【黒澤明】 (1910〜1998)日本を代表(だいひょう)する映画監督(えいがかんとく)の1人。東京(とうきょう)生まれ。『姿三四郎(すがたさんしろう)』で映画監督(えいがかんとく)としてデビュー。1951(昭和26)年,芥川竜之介(あくたがわりゅうのすけ)の小説(しょうせつ)『藪(やぶ)の中』を題材(だいざい)にした『羅生門(らしょうもん)』でベネチア国際映画祭(こくさいえいがさい)グランプリを受賞(じゅしょう)。その後,『生きる』『七人の侍(さむらい)』『赤ひげ』『影武者(かげむしゃ)』(カンヌ映画祭(えいがさい)グランプリ受賞(じゅしょう))『乱(らん)』などで,国際的(こくさいてき)な評価(ひょうか)を受け「世界のクロサワ」とよばれた。没後(ぼつご),国民栄誉賞(こくみんえいよしょう)を受賞(じゅしょう)。