グローバルしゃかい【グローバル社会】 個人(こじん)・企業(きぎょう)・団体(だんたい)のさまざまな行いが,合理的(ごうりてき)な選択(せんたく)をもとめると,国内の範囲(はんい)をこえて国際的(こくさいてき)に広がっていく社会。現在(げんざい)の社会には,飢餓(きが)・貧困(ひんこん)・環境破壊(かんきょうはかい)・核兵器(かくへいき)の拡散(かくさん)など,国際的(こくさいてき)に解決(かいけつ)しなければならない問題がふえてきている。しかも,それらの問題は,個人個人(こじんこじん)の生命をも左右しかねない。地球的(ちきゅうてき)な規模(きぼ)の問題がふえるにしたがって,人類共通(じんるいきょうつう)な利害観(りがいかん)や価値観(かちかん)をもつ必要(ひつよう)もでてくる。このように個人(こじん)のレベルの問題が,どうしても地球全体におよんでしまう社会を,グローバル(地球の/世界的(せかいてき)な)社会という。