軍隊を中心として,自国の利益だけを追いもとめようとする考えや行い。ミリタリズムともいう。軍隊やそれを動かす指導者が,自国を強くするため,軍備の拡充をはかるとともに,政治・経済・教育・文化など国民生活のすべてを,軍につごうのよいようにすること。軍人の勢力が強くなって,民主主義を破壊したり,外国を侵略する場合が多い。
コーチ
古代のスパルタ・ローマ
帝国,近代のプロイセン,第二次世界
大戦前のドイツ・イタリア・日本が
代表的。日本ではとくに
満州事変(1931年)
以後にこの
傾向が強まった。