景気の動きを予測するための目安となる数値で,内閣府が毎月発表している指数。求人数や東証株価指数など景気に先行する12の系列,鉱工業生産や有効求人倍率など景気の現状を示す11系列,家計消費や失業率などの景気に遅れて動く6系列の,合わせて29系列の指標を選び,それぞれ個別に3か月前の水準と比較して上回っていればプラス,下回っていればマイナスとし,プラスになった個別指標が全体のうちでどれだけの割合かを百分率で示すもの。プラスになった指標が半分以上なら景気は上向き,半分以下なら景気は下向きというように,総合的にプラスになった指標が50%を超えるか,超えないかで好況・不況の変わり目を判断するもの。