東京・川崎・横浜を中心として,藤沢・平塚などJR東海道本線ぞいと,相模原・大宮などの内陸部に広がる日本有数の総合工業地帯。京浜工業地帯には各種機械・金属製品・鉄鋼・石油精製・化学・ゴム・食品・皮革・印刷などあらゆる工業がふくまれるが,機械・化学・金属など重化学工業の比率が高く,印刷工業に特色がある。また中小工場も多い。工業出荷額・従業者数とも日本有数の規模をもつ。東京・川崎・横浜と大きな積みだし港を3つもち,国内むけ各種輸送路も,東京を中心に各地にのびている。近年は用地・用水の不足にくわえて,公害発生に対する規制もきびしくなったので,郊外へ移転する工場も多い。
コーチ
工業
製品出荷
額は
中京工業
地帯が第1
位で,
約16%をしめ,
阪神工業
地帯が2位,
京浜工業
地帯が3位である(2009年)。⇒3
大工業地帯