*げすいしょりじょう【下水処理場】 都市で家庭や工場から出る汚水(おすい)(下水)を集めて,浄化処理(じょうかしょり)をするところ。BOD(生物化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう))は1m3の水にふくまれている有機(ゆうき)物を分解(ぶんかい)するのに,1gの酸素(さんそ)が必要(ひつよう)であるとき,これをBOD1ppmという。この数字が大きいほど,水がよごれているわけで,一般(いっぱん)家庭から出る下水は100〜200ppmである。下水処理(しょり)場ではこれをためておき,水中の微生物(びせいぶつ)の力で有機(ゆうき)物を分解(ぶんかい)して,BOD20ppmまで下げてから,川に放流している。