けつえきパスポートせいど【血液パスポート制度】 国際(こくさい)オリンピック委員会(いいんかい)(IOC)と国際陸上競技連盟(こくさいりくじょうきょうぎれんめい)が合同(ごうどう)で行(おこな)うことが決(き)まった,ドーピングを発見(はっけん)するためのシステム。選手(せんしゅ)ひとりひとりの血液(けつえき)のデータをある程度(ていど)の期間(きかん)にわたって蓄積(ちくせき)し,赤血球(せっけっきゅう)の増減(ぞうげん)などの数値(すうち)の変化(へんか)から不正(ふせい)な薬物(やくぶつ)を使用(しよう)していないかをつきとめるしくみ。血液(けつえき)サンプルの採取(さいしゅ)や保存(ほぞん),運搬(うんぱん)のしかたなどの課題(かだい)が解決(かいけつ)され次第(しだい),制度(せいど)が実施(じっし)されることになっている。⇒IOC⇒ドーピング