げっしるい【げっ歯類】 動物分類(ぶんるい)上の哺乳類(ほにゅうるい)のなかの目(もく)の1つネズミ目のことで,ネズミ・リス・ヤマアラシなどを代表とする動物群(ぐん)。上下に1対(つい)ずつの門歯があり,門歯は無根(むこん)で,たえずのびつづけるので,物をかじっても一生涯(いっしょうがい),歯がなくなることはない。リス亜目(あもく)・テンジクネズミ亜目(あもく)・ネズミ亜目(あもく)に大別(たいべつ)され,全世界に分布(ぶんぷ)する。哺乳類(ほにゅうるい)中,最(もっと)も属(ぞく)・種(しゅ)が多く,32科363属(ぞく)1729種(しゅ)(D.モリスによる)が数えられる。