ケーニヒスベルクのはしのもんだい【ケーニヒスベルクの橋の問題】 東プロイセンの首都ケーニヒスベルク(現在(げんざい)はロシア連邦(れんぽう)のカリーニングラード)の町には7つの橋がかかっていた。あるとき市民(しみん)の1人が「同じ橋を2回わたらないで,すべての橋をわたることができるか」という問題をだした。この問題に対して,だれもうまく説明(せつめい)できなかった。18世紀(せいき)の数学者オイラーは,これを一筆(ひとふで)がきの問題に直して証明(しょうめい)することを考え,そのようなことは不可能(ふかのう)とした。この問題を「ケーニヒスベルクの橋の問題」という。⇒一筆(ひとふで)がき