ゲーリケ(オットー=フォン=) (1602〜1686)ドイツ生まれの物理学者・政治(せいじ)家。ライプツィヒ,ライデンの大学で学び,故郷(こきょう)マグデブルクの市長になる。科学の研究では,真空ポンプを発明し,真空中では小鳥が死ぬこと,燃焼(ねんしょう)が行われないことなどをたしかめた。◇半球を合わせて中を真空にし,馬で引かせたマグデブルクの半球の実験(じっけん)は有名。