ゲー=リュサック(ジョゼフ=ルイ=) (1778〜1850)フランスの化学者・物理学者。水素(すいそ)をつめた気球に乗って,7000m以上(いじょう)の上空の空気を調べた。また「どんな気体でも,熱(ねつ)を受けてふくれる割合(わりあい)(体膨張(ぼうちょう)係数)は同じである」という法則(ほうそく)を発見,さらに1808年にドイツのフンボルトと協力(きょうりょく)し,いろいろな気体が反応(はんのう)するときの体積(たいせき)について「気体反応(はんのう)の法則(ほうそく)」を発見した。◇硫酸(りゅうさん)製法(せいほう)におけるゲー=リュサック塔(とう)を発明したことでも知られる。