けんか【けん化】 エステル(カルボン酸(さん)とアルコールが反応(はんのう)してできる化合物)が加水分解(かすいぶんかい)して,カルボン酸(さん)とアルコールに変化(へんか)すること。油脂(ゆし)も脂肪酸(しぼうさん)とグリセリンのエステルであるから,水酸化(すいさんか)ナトリウムのようなアルカリとともに熱(ねっ)すると,脂肪酸(しぼうさん)ナトリウム(せっけん)とグリセリンを生ずる。この反応(はんのう)もけん化である。