げんかいしゅうらく【限界集落】 65歳以上(さいいじょう)の高齢者(こうれいしゃ)が人口の50%をこえ,冠婚葬祭(かんこんそうさい)や田畑の仕事・道路の管理(かんり)など,社会的(てき)な共同(きょうどう)生活の維持(いじ)が難(むずか)しくなった状態(じょうたい)にある集落のこと。共同体(きょうどうたい)として存続(そんぞく)する限界(げんかい)に達(たっ)している集落という意味で,そのままでは地方の山村は荒(あ)れ田畑は崩壊(ほうかい)し,集落は消滅(しょうめつ)に向かうとされている。2006(平成(へいせい)18)年4月の国土交通省(しょう)の集落状況調査(じょうきょうちょうさ)によると,全国6万2271集落のうち,高齢者(こうれいしゃ)が50%以上の集落の数は7873。