けんきこきゅう【嫌気呼吸】 主として菌類(きんるい)が行う呼吸法(こきゅうほう)。酸素(さんそ)を用いないため,無気呼吸(むきこきゅう)・無酸素呼吸(むさんそこきゅう)といわれることもある。発生するエネルギーで生活するために,分解(ぶんかい)が不完全(ふかんぜん)で,好気呼吸(こうきこきゅう)にくらべて効率(こうりつ)は悪い。酵母(こうぼ)がブドウ糖(とう)(グルコース)を分解(ぶんかい)してアルコールをつくるのはその例(れい)で,アルコール発酵(はっこう)とよばれている。コーチ 乳酸菌(にゅうさんきん)がブドウ糖(とう)を乳酸(にゅうさん)にするのは乳酸発酵(にゅうさんはっこう)である。 対 好気呼吸(こうきこきゅう)