げんきょくざい【減極剤 】 電池内の反応(はんのう)で,電極(でんきょく)に停滞(ていたい)して電極反応(でんきょくはんのう)の進行をさまたげている放電生成(せいせい)物をのぞく物質(ぶっしつ)。消極剤(しょうきょくざい)・滅極剤(めっきょくざい)ともいう。一般(いっぱん)に水素(すいそ)を発生する電極(でんきょく)には酸化剤(さんかざい)が,また酸素(さんそ)を発生する電極(でんきょく)には還元剤(かんげんざい)が減極剤(げんきょくざい)として使われている。コーチ マンガン乾電池(かんでんち)には,減極剤(げんきょくざい)として二酸化(にさんか)マンガンが用いられている。