げんしびじゅつ【原始美術】 旧石器(きゅうせっき)時代後期の美術遺産(びじゅついさん)。人類(じんるい)文化史(し)の最初(さいしょ)の美術(びじゅつ)作品。世界各地(かくち)に見られるが,ラスコー(フランス)・アルタミラ(スペイン)などの壁画(へきが)が有名。その作品は力強く,おおらかで,豊(ほう)じょう・多産(たさん)・自然(しぜん)への驚異(きょうい)など人類(るい)の本質的(ほんしつてき)な欲望(よくぼう)が表現(ひょうげん)されている。