*げんしろ【原子炉】 核分裂(かくぶんれつ)の連鎖反応(れんさはんのう)を制御(せいぎょ)しながら持続(じぞく)させ,エネルギーを発生させる装置(そうち)。使用する燃料(ねんりょう)・冷却材(れいきゃくざい)・減速材(げんそくざい)などによって,いろいろの型(かた)に分類(ぶんるい)される。現在(げんざい),発電用原子炉(ろ)として使用,開発されているものには,熱中性子炉(ねつちゅうせいしろ)と高速炉(ろ)があり,熱中性子炉(ねつちゅうせいしろ)はひじょうに種類(しゅるい)が多い。高能率(こうのうりつ)の高速増殖炉(ぞうしょくろ)は,技術的(ぎじゅつてき)な問題が多く開発が難航(なんこう)している。