げんぜい【減税】 課税(かぜい)される額(がく)を減(へ)らすこと。減税(げんぜい)には,法律(ほうりつ)を変(か)えて税率(ぜいりつ)を減(へ)らす制度減税(せいどげんぜい)と,1年度かぎりの特別(とくべつ)な法律(ほうりつ)によって実施(じっし)する特別減税(とくべつげんぜい)の2種類(しゅるい)がある。制度減税(せいどげんぜい)には,税負担(ぜいふたん)の不平等(ふびょうどう)を正すという面が強い。これに対して,特別減税(とくべつげんぜい)は,景気(けいき)が悪くなったとき個人(こじん)や企業(きぎょう)に金銭的(きんせんてき)な余裕(よゆう)をもたせ,景気(けいき)をよくするという政策的(せいさくてき)な面が強い。