けんそううん【巻層雲】 大気の上層(じょうそう)にできる,ベールをはりめぐらしたように見える,うすい白い雲。薄雲(うすぐも)ともいう。10種類の基本雲形の1つ。国際略(こくさいりゃく)記号はCs。雲粒(うんりゅう)は氷晶(ひょうしょう)からなる。月や太陽がかさをかぶって見えるのは,この雲のためである。コーチ 巻層雲(けんそううん)があらわれると,天気は下り坂にむかうといわれるのは,温暖(おんだん)前線の先端(せんたん)によくできるためである。