けんちょうじ【建長寺】 神奈川(かながわ)県鎌倉(かまくら)市山ノ内(やまのうち)にある臨済宗(りんざいしゅう)の寺。鎌倉(かまくら)五山の第1位(い)で,わが国最初(さいしょ)の禅宗(ぜんしゅう)専門(せんもん)道場。1253年,鎌倉幕府(かまくらばくふ)の第5代執権(しっけん)北条時頼(ほうじょうときより)によって創建(そうけん)された。開山は蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)(大覚禅師(だいかくぜんじ))。境内(けいだい)には重要文化財(じゅうようぶんかざい)が多く,大鐘(おおがね)は国宝(こくほう)。コーチ 1315年に焼失(しょうしつ)し,その再建(さいけん)にあたって造営費用(ぞうえいひよう)を得(え)るために鎌倉幕府(かまくらばくふ)は元(げん)(中国)に貿易(ぼうえき)船を送った。これを建長寺船(けんちょうじせん)とよぶ。