こうか【甲賀(滋賀県の市)】 滋賀(しが)県東南部にある市。野洲(やす)川中流域(りゅういき)にあり,紫香楽宮遺跡(しがらきのみやいせき)・信楽(しがらき)の甲賀(こうか)寺など,古くからの歴史(れきし)を物語る遺跡(いせき)がある。水口(みなくち)・土山(つちやま)は東海道の宿場町(しゅくばまち)としてさかえた。近年,工業団地(だんち)に先端(せんたん)工業の誘致(ゆうち)を図っている。伝統的産業(でんとうてきさんぎょう)としては家庭薬・信楽焼(しがらきやき)などがある。甲賀(こうか)町には忍術体験(にんじゅつたいけん)のできる「甲賀(こうか)の里忍術(にんじゅつ)村」がある。◇2004(平成(へいせい)16)年10月1日,水口(みなくち)町・土山(つちやま)町・甲賀(こうか)町・甲南(こうなん)町・信楽(しがらき)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:9.2万。