こうしつてんぱん【皇室典範】 皇室(こうしつ)(天皇(てんのう)と皇族(こうぞく)のこと)に関(かん)する事項(じこう),とくに皇位継承(こういけいしょう)の順位(じゅんい),皇族(こうぞく)の範囲(はんい),皇族(こうぞく)の婚姻(こんいん)・敬称(けいしょう),皇室会議(こうしつかいぎ)などについて規定(きてい)する法律(ほうりつ)。大日本帝国憲法(ていこくけんぽう)のもとでは,憲法(けんぽう)とともに最高(さいこう)の法規(ほうき)であったが,現行(げんこう)の皇室典範(こうしつてんぱん)は,日本国憲法(けんぽう)の公布(こうふ)にともない,一般法律(いっぱんほうりつ)として1947(昭和22)年に公布(こうふ)された。