こうず【構図】 芸術表現(げいじゅつひょうげん)において,作品の美的効果(びてきこうか)をだす方法(ほうほう)。自分がどのように考え感じたかを,自分なりに表現(ひょうげん)する手段(しゅだん)でもある。線や形の動きや配列・組み合わせ・色彩(しきさい)・明暗などを工夫し,対象(たいしょう)とするものをどのように表現(ひょうげん)するか,画面上の空間をどのようにあつかうかが,制作(せいさく)上の重要(じゅうよう)な課題(かだい)となる。画面全体の変化(へんか)と統一(とういつ)・明暗・調和とともに,よい作品を生みだす基本要素(きほんようそ)の1つである。きまった形はない。◇三角形による構図(こうず)-安定感,落ちつき。水平線による構図(こうず)-安定感,広がり。放射(ほうしゃ)線による構図(こうず)-奥行(おくゆ)き,集中感。