こうちトレーニング【高地トレーニング】 長距離(ちょうきょり)走などの全身持久(じきゅう)力を必要(ひつよう)とするスポーツ選手(せんしゅ)が,標高(ひょうこう)の高い地方で練習すること。気圧(きあつ)がひくく,空気中の酸素量(さんそりょう)が少ない高地にとどまって練習をつづけると,体がその環境(かんきょう)に適応(てきおう)して血液(けつえき)中の赤血球数が増加(ぞうか)し,1回の呼吸(こきゅう)で多くの酸素(さんそ)を吸収(きゅうしゅう)できるようになる。これが心臓(しんぞう)や肺(はい)の機能(きのう)を発達(はったつ)させることになり,全身持久(じきゅう)力が向上する。◇高所トレーニングともいう。