こうどう【行動】 動物が体の移動(いどう)や体の一部の動作を行うとき,その多くはなんらかの生活上の意味をもっているもので,これを行動とよぶ。反射(はんしゃ)・条件反射(じょうけんはんしゃ)・走性(せい)などによってあらわれる各種(かくしゅ)の運動や,食物をとり,異性(いせい)をもとめ,巣(す)をつくり,子を育てるなど,動物の日常(にちじょう)生活に見られるものは,すべて行動の例(れい)である。これを大きく,本能的(ほんのうてき)行動と知能的(ちのうてき)行動とに分けることができる。