こうぶてい【光武帝】 (紀元(きげん)前6〜後57)中国後漢(ごかん)初代(しょだい)の皇帝(こうてい)(在位(ざいい)25〜57)。姓名(せいめい)は劉秀(りゅうしゅう)。漢王室の一族。豪族(ごうぞく)たちの支持(しじ)を得(え)て22年に挙兵(きょへい),王莽(おうもう)の新(しん)をほろぼして漢(かん)を再興(さいこう)し,洛陽(ルオヤン)を都にした。儒教(じゅきょう)を奨励(しょうれい)し,前漢(ぜんかん)以来(いらい)の混乱(こんらん)した社会をたてなおした。◇日本からの使いに,漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)(金印(きんいん))をさずけたとつたえられる。