こうり【公理】 数学の理論(りろん)を組みたてる基本(きほん)となり,証明(しょうめい)なしでみとめることがら。無証明(むしょうめい)命題ともいう。公理は理論(りろん)の前提(ぜんてい)となる仮定(かてい)であり,公理の真実性(せい)は問題とされない。だが,1つの理論(りろん)の中で,公理がたがいに矛盾(むじゅん)しないこと,ある公理が他の公理からみちびきだされないこと,などが要求(ようきゅう)される。