高齢者人口(65歳以上)の比重が大きくなった社会のこと。国連では,高齢者の人口が7%以上の社会を高齢化社会,14%以上になると高齢社会とよんでいる。日本の人口構成は,急速に高齢化しており,1994(平成6)年に高齢者人口が14%を超えて高齢社会となった。その後も高齢化率は上昇を続け,25.1%に達している(2013年10月現在)。2025年には全人口の30%以上,2060年には約40%が高齢者人口でしめられると推定されている。高齢社会の到来によって,社会保障や雇用など,いろいろな面で深刻な影響がでると予想されている。