ごかん【後漢】 中国の王朝(25〜220)。東漢(とうかん)ともいう。前漢(ぜんかん)の滅亡(めつぼう)後,王族の劉秀(りゅうしゅう)(光武帝(こうぶてい))が洛陽(ルオヤン)を都として創始(そうし)。中央アジアにまで勢力(せいりょく)をのばしたので,ローマの使いや仏教(ぶっきょう)の伝来(でんらい)など,西方との交通もさかんとなった。しかし役人たちの争(あらそ)いから政治(せいじ)がみだれ,農民(のうみん)の反乱(はんらん)もおこって滅亡(めつぼう)した。⇒漢(かん)