(1848〜1903)フランスの画家。船員や株式仲買人などをへて,35歳のときに画家となった。はじめピサロなどの印象派の影響を受けたが,やがて単純化された色彩と形を生かした独自の画風を確立した。ゴッホとの悲劇的な結末に終わる交友は有名。ヨーロッパ文明の退廃をきらい,1891年と1895年には南太平洋のタヒチ島にわたり,現地の人々と生活しながら絵をかいた。代表作に「タヒチの女」「黄色いキリスト」などがある。
コーチ
ゴッホ・セザンヌとともに後期
印象派の1人として,20
世紀芸術に大きな
影響をあたえた。