こくさいじんけんきやく【国際人権規約】

人権尊重(じんけんそんちょう）の義務(ぎむ）を各国(かっこく）に課(か）そうとする規約(きやく）。経済的(けいざいてき）・社会的(しゃかいてき）・文化的権利(ぶんかてきけんり）に関(かん）する国際規約(こくさいきやく），市民的(しみんてき）および政治的権利(せいじてきけんり）に関(かん）する国際規約(こくさいきやく），自由権(けん）に関(かん）する規約(きやく）についての選択議定書(せんたくぎていしょ）の3つの条約(じょうやく）からなる。これにより，国民(こくみん）と外国人は平等に人権(じんけん）を保障(ほしょう）されるため，国際化(こくさいか）社会では，きわめて重要(じゅうよう）な規約(きやく）である。1966年に国連総会(こくれんそうかい）で採択(さいたく）され，1976年に発効(はっこう）。日本は1979（昭和54）年に一部を除(のぞ）いて批准(ひじゅん）。