北極星をふくむ北天の星座。こぐまのしっぽの先端の星であるα星が北極星(ポラリス)で,2.0等である。
星座の探し方
しっぽの先端の星が北極星なので,北極星を中心に回転しながら,1年中真北の空に見られる。
星座に関する神話
妖精カリストが,おおぐま座のクマに変えられてしまう前に産んだ大神ゼウスの子がアルカス。立派な狩人に成長したアルカスが,あるとき森で狩りをしていると,大熊に出会った。大熊はなつかしいわが子に走り寄ってきたが,アルカスはおそわれると思い弓を構えた。大神ゼウスは2人の運命をあわれんで母と子を天に上げ,大熊と小熊の姿の星座にしたといわれる。