*こころ【こゝろ】 夏目漱石(なつめそうせき)の中編小説(ちゅうへんしょうせつ)。1914(大正3)年発表。青年時代に味わった人間のエゴイズムに対する絶望(ぜつぼう)感から終生たちなおれず,ついには死を選(えら)ぶ明治(めいじ)時代の知識(ちしき)人をえがく。