*こしゅ【戸主】 明治(めいじ)(旧(きゅう))民法(みんぽう)に定められていた「家」の長のこと。戸主の地位(ちい)は高く,家族の結婚(けっこん)や分家には戸主の同意が必要(ひつよう)であった。また,戸主の地位(ちい)や「家」の財産(ざいさん)は,家督相続(かとくそうぞく)により長男が受けついだ。コーチ 第二次世界大戦(たいせん)後,新憲法(けんぽう)で定められた個人(こじん)の尊重(そんちょう),男女の平等の原則(げんそく)に反するので,民法(みんぽう)が改正(かいせい)されて,「家」の制度(せいど)はなくなり,戸主もなくなった。