たくさんの骨が連結してできている,いわゆる骨組み。体を支持し,筋肉をつけて運動の支点となり,また,からだの内部を保護するなど,重要な働きをしている。
ヒトの骨格
ヒトには約200個の骨がある。これらの骨が,軟骨やじん帯によってつなげられ,骨格を形成している。骨は形の上から,大たい骨や上腕骨などの長骨,手骨や指骨などの短骨,肩甲骨や骨盤などの扁平骨,椎骨や下顎骨などの不規則骨に大別できる。頭骨は脳を保護し,肋骨は胸郭を形成し,肺や心臓などの重要な臓器を保護している。
コーチ
エビ・カニ・昆虫などの,からだの外側をおおう殻が骨格になっている外骨格に対して,脊椎動物の骨格は内骨格である。