*こっかそうどういんほう【国家総動員法】 戦争(せんそう)にそなえ,国の経済(けいざい)や国民(こくみん)生活をすべて統制(とうせい)できる権限(けんげん)を政府(せいふ)にあたえた法律(ほうりつ)。1938(昭和13)年,第1次近衛文麿(このえふみまろ)内閣(ないかく)のときに制定(せいてい)された。コーチ これにより,太平洋戦争(せんそう)の終わりまで(1945年8月),物資(ぶっし)・労力(ろうりょく)・資金(しきん)などが軍需生産(ぐんじゅせいさん)にあてられ,国民(こくみん)生活に必要(ひつよう)な品物も生産(せいさん)がへらされ,戦時(せんじ)の経済体制(けいざいたいせい)がつくられた。