こなん【湖南(滋賀県の市) 】 滋賀(しが)県東南部にある市。岩根(いわね)山・三雲(みくも)山・阿星(あぼし)山にかこまれ,総面積(そうめんせき)の50%以上(いじょう)を山林がしめ,市街(しがい)地は野洲(やす)川ぞいの平野部に広がる。山間部ではゴボウ・サトイモづくりなどが行われる。フィルムや加工品などのプラスチック工場が進出している。江戸(えど)時代の東海道五十三次の宿場町(しゅくばまち),石部(いしべ)宿があった。伝統的産業(でんとうてきさんぎょう)として清酒醸造(せいしゅじょうぞう)や石部焼(いしべやき)がある。古い寺社が多い。◇2004(平成(へいせい)16)年10月1日,石部(いしべ)町・甲西(こうせい)町が合併(がっぺい)して誕生(たんじょう)。人口:5.3万。