*ごにんぐみせいど【五人組制度】 江戸(えど)時代,幕府(ばくふ)・諸藩(しょはん)がもうけた,百姓(ひゃくしょう)・町人を統制(とうせい)するための制度(せいど)。村の農民(のうみん)(都市では町人)のとなり近所を5戸1組に編成(へんせい)して,たがいに助けあうとともに,年貢(ねんぐ)の納入(のうにゅう)や犯罪(はんざい)の防止(ぼうし),キリシタン(キリスト教徒(と))に対する監視(かんし)などに連帯責任(れんたいせきにん)を負わせた。コーチ 五人組制度(せいど)は,百姓(ひゃくしょう)の自治組織(じちそしき)を利用(りよう)した百姓統制(ひゃくしょうとうせい)の1つ。また,都市では家持(いえもち)で五人組がつくられた。