このはいし【木の葉石】 植物の葉の化石。栃木(とちぎ)県那須塩原(なすしおばら)市から産出(さんしゅつ)するものが有名である。これは新生代第四紀(き)の更新世(こうしんせい)中期に存在(そんざい)したと考えられる塩原(しおばら)湖にたい積(せき)したもので,凝灰質(ぎょうかいしつ)けつ岩の面に美しい印象(いんしょう)をのこす。コーチ ブナ・クリ・ミズナラなど約(やく)130種(しゅ)の植物が知られている。