*ゴヤ(フランシスコ=イ=) (1746〜1828)スペインの画家。ヨーロッパ近世絵画の代表的(だいひょうてき)画家。バイユーに師事(しじ)したのちローマに留学(りゅうがく)。帰国後はカルロス4世に仕え,宮廷(きゅうてい)画家として「カルロス4世の家族」「女王マリア=ルイサ」など多くのすぐれた肖像(しょうぞう)画をえがくとともに,するどい風刺(ふうし)をこめて当時の風俗(ふうぞく)を描写(びょうしゃ)した。代表作は「裸体(らたい)のマヤ」「着衣(ちゃくい)のマヤ」「5月3日の処刑(しょけい)」など。◇エッチング(銅版画(どうばんが))にもすぐれ,数々の名作をのこしている。